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北海道で暮らしはじめたワタシの日記

おもひでぽろぽろ

高畑勲さんが、亡くなられたとの訃報を聞き、「かぐや姫の物語」が遺作となってしまったんだなと、あらためて大切に鑑賞しようと思いました。

おもひでぽろぽろ」は、「風と共に去りぬ」ばりに、それを見る私の年齢ごとに感想が変わる作品ですが、最近見ていなかったから、今ならどう見えてくるかな〜

いや、映画見るより、私もワタシと旅に出ないといかんのかもしれん・・・。

 

色の美しさとか、線の役目とか、アニメーションならではの動きとか、映画が終わった後に心に残る色合いとか、宮崎監督とは違うアニメーションの在り方を、目の肥えていない一般ピープルに、可能な限り世界の広さを提示してくれていました。ときどき、それを受け止めきれない自分の度量の狭さを痛感するのと同時に、何層も上を行く高畑作品の世界観とか視点、視聴者としてのレベルを引っ張り上げて行くのも、作品を見ていて心地よく感じたものです。

高畑勲さんが監督をしていなくても、「アズールとアスマール」や「キリクと魔女」などなど、関わっておられた映画は他にもあります。どれも好き。

 

映像やデザインの世界から離れて何年か経って、自分がその中にいないと、やっぱり感性とか意識って薄れてきてしまう。

感性で勝負する年齢でなくなってきたとしても、その年齢なりの感性は大切にしないとって思いました。

大切にしなきゃいけないものを思い出して、はっと最近の自分の淀みに気づく、そんな週末なのでした。